3/14/2015

千住真理子さん

プロブラム
ヴァイオリニストの千住さんのコンサートを見てきました。

2011年の震災の後、しばらくして夕方のAMラジオのニュース番組だったかに出演されて、「浜辺の歌」を弾かれたのですが、その音がえらく太く、ヴィオラのような音だったので、ちょっとびっくりして、早速そのストラドの「デュランティ」を使っているCDを買ってみたのですが、やはり随分と艶やかで太い音でした。300年間ほとんど弾かれなかった為でしょうか、枯れたと言う感じは全くなく、反対に瑞々しさを感じました。

それ以来、一度生で聴いてみたいと思っていたのですが、ようやく聴く事ができました。
11列目でしたので、直接音がよく聴こえましたが、その音色のヴァリエーションと、フォルティシモの爆発的な音量に驚きました。

プログラムは分かりやすい曲が多かったのですが、もの凄くパワフルで情熱的な演奏をされるので、久しぶりに生演奏で感動しました。
イザイとショパンの「別れの曲」を聴けたのも良かったです。
また機会があれば聴きに行こうと思います。

演奏とは関係ないのですが、ステージと袖を何度も行き来された、その胸を張って大股で颯爽と歩く姿が格好よくて、見とれてしまいました。あは