1/01/2024

あけましておめでとうございます

 昨年も沢山のご注文ありがとうございました。

本年もよろしくお願いします。

さて恒例の本の紹介ですが、今回はシリーズものです。

中公新書の「物語 〇〇の歴史」です。〇〇には国名や地域名が入ります。

何冊かは既に読んでいたのですが、調べてみますと、結構充実していましたので、50歳を機に全部読んで見ました。

こういった書物で一番の障害は初見の固有名詞ですが、そこはある程度は仕方がないと割り切るしかないです。

個別にこの本のここがいいとかはあえて書きませんが、ここまで読みますと、まぁ、視野は確実に広がります。

残念なのは、主要な国がいくつか抜けているので、それらは別のもので補うしかありません。

「ロシアとソ連邦」はソ連崩壊前夜の出版ですので、内容もそこまでです。学生の時買いました。これを再読後に一番上の写真の右(ウクライナ)から左へ読み進めました。その後、2番目の写真の左(中東)から右へ読み進め、最後に「アメリカの歴史」を読みました。これは大学で教科書として使われているようですが、1ページ割いてトクヴィルを紹介していて好感が持てました。
彼の「アメリカのデモクラシー」は長いのが難点ですが、現在、民主制を採用している先進国の腐敗や混乱ぶりが、よりわかりやすく理解できるかと思います。彼がおよそ200年前に見抜いていたことに驚愕します。