1/01/2023

あけましておめでとうございます

 昨年も多くのご注文ありがとうございました。

本年も変わらずに製作のペースを守りながら、地道に行きますので、よろしくお願いします。

さて、今年の一冊は、松田権六著「うるしの話」です。
二部構成となっており、第一部が、漆の基本的な話から、蒔絵や全国各地の漆芸の話やらで、漆に興味を持たれたらまず読むべき内容となっています。
第二部は松田さんの自伝となっており、万年筆や船内に漆を施す話とか、非常に興味深く読みました。

私も長いこと拭き漆の椀を使っていましたが、すぐ禿げてしまうので、その都度カシューを塗っていました。数年前カシューが固まって使えなくなったので、この際ちゃんとしたものをと買って以来、漆の魅力に気づきました。

写真は我が家の漆器です。全て普段使いのもので、特に高いものはありません。
左の黒い椀は会津塗、中央の大きめの椀は、秋田県の川連塗、右の徳利袴は根来塗、角盆は岡山県津山市の小椋さんという方が作ったものです。小椋さんはホームページがありますので、貼っておきます。こちら

追記 大事なことを書くのを忘れていました。
今年は20周年でした。記念モデルを5月の錦糸町の展示会に出す予定です。