昨年もいろいろありがとうございました。
今年も変わらずよろしくお願いします。
毎年毎年同じご挨拶では面白くもないので、昨年読みました本の中で最も印象に残ったものを紹介します。
「縄文美術館」という縄文時代の土器や土偶その他の写真集です。
これは日本のものづくりの原点です。
特に土器の手の込みように圧倒されます。この細かさに何の意味があるのだろうとつい考えてしまいます。
解説では実際に使った跡がある、とありますが、実用を超えた装飾はやはり宗教的なものかと思います。
勿論、大陸から文化技術が入ってくるまでは、日本は何の文化もなく未開だったなどということはありえないのがよく分かります。
このおどろおどろしさは、私には古事記の神代の巻を思いおこさせます。
日本の古代史は、知れば知るほど面白いです。